27.10.20緊急報告 控訴審結審

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27.10.20 緊急報告

来年1月28日判決言い渡し

高松高裁 修復腎移植控訴審が結審


修復腎移植訴訟控訴審の第4回口頭弁論が10月18日、高松高裁で開かれ、原告側が申請した高原史郎被告(日本移植学会理事長)ら4人の証人尋問は採用されず、結審しました。判決は来年1月28日午後1時10分から言い渡されます。

口頭弁論では、原告側が高原被告と「高原データ」を分析したとされる日本移植学会の氏名不詳者、それに臓器移植法のガイドラインを改正し修復腎移植を禁止した当時の厚労省の戸口崇・健康局長と原口真・臓器対策室長の証人申請をしました。しかし、裁判長は「採用の必要はない」として、不採用としました。


8月5日に開かれた前回の第3回口頭弁論では、高原被告から提出された高原データに関する陳述書に対し。原告側が「疑問にきちんと答えていない」として「本人に証人として出廷し説明してもらいたい」と要請すると、被告側は「データを分析したのは学会の担当チーム。本人はそれ以上は説明できない」と、意外な答えが返ってきました。

そこで「それが事実なら、解析した者を明らかにし、その人に説明してもらいたい」と重ねて要請しました。これに対し、裁判長は「解析したチームの担当者を明らかにしたうえで、原告側は必要な証人申請をするように」と指示しました。そのうえで、次回の口頭弁論で証人の採否を判断すると述べました。

そうしたやりとりがあっただけに、証人の不採用は意外で、原告側としては肩すかしを食った思いでした。新たな展開があるものと期待して臨んだだけに大変残念でしたが、判決に期待したいと思います。


<高原データ>市立宇和島病院で行われた25例の修復腎移植のデータをまとめたもの。宇和島徳洲会病院などで行われた手術を含む全42例のデータをまとめず、たまたま全体的な成績が悪かった市立宇和島病院のデータだけを取り上げて生体腎移植と比較し、「病気腎移植は成績が非常に悪い」として、学会が修復腎移植反対の理由の一つに利用した。

元データはどういうものだったのか、解析方法はどうだったのかなど、不明な点が多い。さらに献腎移植ではなく、生体腎移植の成績と比較していることや、ドナー、レシピエントの年齢、移植回数なども考慮されていないなど疑問点も多い。

                       

修復腎移植訴訟原告団






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by shufukujin-kaihou | 2015-10-20 21:04 | 27.10.20緊急報告
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