22.1.30 会報号外


NPO法人移植への理解を求める会 号外 1月30日(土)


修復腎移植、3年半ぶり再開
宇和島徳洲会病院で臨床研究第1例

経過順調 移植患者きょう退院


 修復腎移植の臨床研究第1例が昨年12月30日、宇和島市の宇和島徳洲会病院で実施されました。翌31日、同病院で開かれた記者会見で、徳洲会本部の能宗克行事務総長が発表しました。
それによると、ドナーは50代の男性、レシピエントは40代の男性です。広島県呉市の呉共済病院で、光畑直喜先生らのチームがドナーの腎臓摘出手術とがん細胞切除を実施。宇和島徳洲会病院に搬送された腎臓を、万波誠先生らのチームが修復し、透析患者のレシピエントに移植しました。同病院によると、手術の経過は順調で、レシピエントの男性は1月30日、めでたく退院の運びとなりました。

修復腎移植は、日本移植学会などの見解を受け、2007年7月、厚生労働省が禁止の方針を打ち出したため、中断していましたが、約3年半ぶりに再開されたことになります。
この臨床研究の積み重ねにより、修復腎移植の妥当性(有効性と安全性)があらためて確認され、保険適用の道が開けてくることになります。また修復腎移植が日常的に行われるようになれば、移植のチャンスに恵まれない多くの患者さんたちが救われることになります。NPO法人移植への理解を求める会は、臨床研究に大きな期待を寄せるとともに、今後とも、修復腎移植への理解を広く訴えていくことにしています。皆さまの、ご支援、ご協力をお願いいたします。



修復腎移植再開を歓迎
加戸愛媛県知事


 1月22日、愛媛県庁で開かれた知事定例記者会見で、加戸守行知事が、宇和島徳洲会病院で臨床研究として再開された修復腎移植について、「透析治療を受ける患者が苦しみから解放されることを願っており、再開を愛媛県知事の立場から歓迎する」と述べられました。

 加戸知事は、修復腎移植を実施した市立宇和島病院と宇和島徳洲会病院の保険医療機関指定取り消しの問題が持ち上がった折にも、「(市立宇和島病院に対して)仮に指定取り消しがあったとすれば、私は絶対に許さない。断固、国を相手に闘う」と発言されています。今回の修復腎移植再開に対して、歓迎のコメントをされたことは、修復腎移植の保険適用と一般医療としての早期再開を願う私たちNPO法人移植への理解を求める会にとって、大きな後押しとなるものであり、心から感謝を申し上げたいと思います。



平成21年度1月知事定例記者会見の要旨について
http://www.pref.ehime.jp/governor/teirei/kaiken2201.htm


日 時 22.1.22
14:00~
場 所 知事会議室

e0163729_1925150.gif
加戸守行愛媛県知事



(産経新聞)
 昨年末に宇和島徳州会病院で病気腎移植の臨床研究が再開された。同病院が一定の地域医療を担っているという現実を踏まえた上で、今回の臨床研究の再開をどう捉えているか。

(知事)
 移植手術の関連がありまして、特に愛媛県知事の立場からすると、市立宇和島病院の指定保険医療機関の指定取り消しとかいうような動きがあった時点で、地域診療に与える影響が大ということで、私はかなり強く厚労省に抗議にもまいりましたし、その背景としては、万波医師の診療・治療自体がそういうことにつながるべきものではないという認識もあったからではありますので、そういった底流的な意味も含めて、今回の一種の研究上の必要に基づく治療という形で再開されたことは、私は愛媛県知事の立場からは歓迎いたしております。

早く病気腎移植も安全だという結論が出て、多くの透析を必要とする苦しみから解放される患者が増加していくことを願っております。
[PR]
by shufukujin-kaihou | 2010-01-31 16:44 | 22.1.30会報号外
<< 22.4.27 緊急報告 修復... 22.1.23緊急報告 加戸... >>