NPO法人移植への理解を求める会 会報第13号
被告側証人は吉田・大島氏 2月25日と3月18日 前号(会報第12号)でお知らせした通り、2月25日と3月18日、松山地裁で修 復腎移植の口頭弁論が開かれ、いよいよ証人尋問が行われます。1月17日、同地裁で開かれた口頭弁論の打ち合わせで、実施の概要が次の通り、決まりました。 原告側は藤村・野村・光畑・難波氏 それによると、証人として出廷するのは、原告側が藤村和義氏(透析患者)、野村正良副理事長(修復腎移植者)、光畑直喜先生(呉共済病院泌尿器科部長)、難波紘二先生(広島大学名誉教授=病理学・生命倫理学)の4人。被告側が吉田克法日本移植学会理事(奈良県立医科大学准教授)、大島伸一同学会元副理事長(国立長寿医療センター総長)の2人です。 被告の同学会幹部は、田中紘一元理事長、大島元副理事長、寺岡慧前理事長、高原史郎理事長と相川厚理事の計5人ですが、証人として出廷するのは結局、大島元副理事長だけということになります。吉田理事は学会を代表しての証人ということです。 証人尋問では。それぞれの証人に対し、主尋問と反対尋問が行われます。予定はいずれも午前10時から午後5時まで、終日ですが、実際には少し早めに終わるとみられます。
皆さんに傍聴のお願い 修復腎移植訴訟は、2月25日と3月18日の証人尋問で、大きなヤマ場を迎えることになります。当日はぜひ、多くの皆さんに傍聴に参加していただきたいと思います。家族、知人、友人にも協力依頼ができれば幸いです。松山地裁前に長い行列ができるほど並んでいただき、訴訟への関心の高さと、修復腎移植再開への強い願いをアピールできればと思います。ただし、傍聴席は50人程度なので、希望者が多い場合は抽せんとなります。漏れた人には申し訳ありませんが、その場で解散となります。悪しからずご了承ください。集合は、両日とも午前9時半と午後1時にお願いします。 新聞報道から 今春にも先進医療再申請 修復腎移植 徳洲会、厚労省と事前相談 宇和島徳洲会病院(宇和島市住吉町2丁目)が臨床研究として進めている病気腎(修復腎)移植について、同病院は早ければ今春にも厚生労働省に対し、一部保険 適用となる先進医療の再申請をすることが、25日分かった。 「明るい兆し」歓迎 患者団体 (2014年1月26日付 愛媛新聞) 出版 絶賛発売中 作家の高橋幸春先生(東京都)が昨年11月、修復腎移植の問題を取り上げたノンフィクション「透析患者を救う!修復腎移植~万波誠医師・瀬戸内グループ医師団の業績と日本移植学会の闇」を彩流社(東京)から出版されました、 修復腎移植の問題が表面化して以来、現在に至るまでの動きを、資料を交え、詳しく解説しています。第3の医療として期待される修復腎移植の妥当性を訴えるとともに、患者の声を無視し、修復腎移植を何が何でもつぶそうと、理不尽なバッシングを続ける日本移植学会のモラルと体質を、厳しく追及しています。1、890円。 第三の移植の道閉ざすな 「透析患者を救う!修復腎移植」 (高橋幸春著・瀬戸内グループ医師団監修・彩流社) 2008年、患者ら家族らで構成された「移植への理解を求める会」は移植学会幹部相手に訴訟を起こす(当初、厚労省も訴える予定だったが、同年、継続的に勉強会を重ねてきた国会議員68人が「修復腎移植を考える超党派の会」を発足させ、修復腎移植容認の意見を表明。厚労省は原則禁止を取り下げ、臨床研究として修復腎移植を認めたため、裁判は起こさず)。日本移植学会の主張の不当性と、修復腎移植医療の大きな可能性が、裁判を通して明らかになりつつある。 バッシングの背景に嫉妬と利権? 修復腎移植の大いなる可能性 1000例の手術実績、海外からも高く評価される技術を持ちながら、医師免許は剥奪寸前まで追い込まれた万波医師らの移植医療の真実の姿を、長年にわたる密着取材、丹念な調査で詳細に明かす。真に患者のQOLを優先する医療としての修復腎移植を世に問うとともに、日本移植学会のモラルと体質を、事実をもとに厳しく追及した骨太ノンフィクション。(amazonのHPから) 推進運動の軌跡追う 「小説・修復腎移植」 (青山 淳平著・本の泉社) 松山市在住のノンフィクション作家で、NPO法人移植への理解を求める会の役員を務める青山淳平先生が、サクネン9月、「小説・修復腎移植」を、本の泉社(東京)から出版されました。 透析患者を一人でも多く救おうと修復腎移植を進めてきた万波誠先生らのグループと、患者を置き去りにして修復腎移植をかたくなに否定し続ける学会幹部、そして万波先生らを支援し修復腎移植の再開を求めて立ち上がったNPO法人移植への理解を求める会、後押しをする医療法人徳洲会グループ、超党派の国会議員の会などの軌跡を追った物語です。小説の形を取っていますが、ストーリーは事実に沿って展開されています。限りなくノンフィクションに近い小説です。 修復腎移植の問題が表面化してから、患者有志が学会幹部を相手取って裁判を起こすまでの経緯が、分かりやすく描かれています。1、890円。 読み応えのある一冊 2013/10/5 ByM まだ記憶に新しい「病腎」移植問題。当時、この病腎移植はことさらセンセーショナルにマスコミに報道されていたことを覚えています。しかし、この「修復腎」こそが、患者にとっては命をつなぐ希望の光であることを認識し、そのために戦ってこられた人々のことに尊敬の念を抱きました。
by shufukujin-kaihou
| 2014-02-10 19:02
| NPO法人会報第13号(29号)
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カテゴリ
全体 3.5.20 総会中止のお知らせ 3.3.22 修復腎移植再開のお知らせ 2.4.21 総会中止のお知らせ NPO会報33号(49号) NPO会報32号(48号) NPO会報31号(47号) 31.2.8緊急報告 官報告示 先進医療 NPO会報30号(46号) 30.7.7 ETV特集 NPO会報29号(45号) 30.7.5緊急報告 先進医療承認 30.7.2緊急報告 NHKETV特集 NPO会報28号(44号) NPO会報27号(43号) NPO会報26号(42号) 29.10.20緊急報告 NPO会報25号(41号) NPO会報24号(40号) NPO会報23号(39号) NPO会報22号(38号) NPO会報21号(37号) NPO会報20号(36号) NPO会報19号(35号) 27.10.20緊急報告 NPO会報18号(34号) 27.7.7 TVドラマのお知らせ NPO会報17号(33号) 27.3.6 控訴審のお知らせ 27.1.10 報告 NPO会報16号(32号) 26.11.10 緊急報告 控訴理由 26.10.28 訴訟判決 緊急報告 NPO会報15号(31号) NPO会報14号(30号) NPO会報13号(29号) NPO会報12号(28号) NPO会報11号(27号) NPO会報10号(26号) NPO会報9号(25号) NPO会報8号(24号) NPO会報7号(23号) NPO会報6号(22号) NPO会報5号(21号) 22.10.10緊急報告 NPO会報4号(20号) 22.5.17緊急報告(訃報) NPO会報3号(19号) 22.4.27緊急報告 22.1.30会報号外 22.1.23緊急報告 NPO会報2号(18号) 22.1.9緊急報告 NPO会報1号(17号) 会報第16号 会報第15号 21.5.5緊急報告長谷川さん急逝 会報第14号 21.4.9第1回口頭弁論のお知らせ 21.3.19緊急報告 21.2.10緊急報告 会報第13号 会報第12号 20.12.10緊急報告 以前の記事
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